聖書の信憑性
新約聖書には現存する原本がありません。
コピーのコピーのそのまたコピーしか存在しないということです😅
この状態で、今私たちが読んでいる聖書とオリジナルが同じだと、どうして信じられるのでしょうか?
古代文献が現代にまで残されるチャンスというのはごく限られたものだったそうですが、その内容は特に、違う場所から同一の写本が見つかったという事例が多いほど信頼できるといわれています。
その理由は、それぞれの写本を比べて原本の内容を推察しやすくなるから✨
まず、イエスの時代に書かれた他の歴史的文献と比べてみても、新約聖書は現存する写本の数が圧倒的に多いです。
他の歴史的文献は、1部とか9部とか~、聖書の次に多く写本が残っている書物でも現存する写本は650部を切っていますが、聖書はさまざまな言語で24000部もの手書き写本が残されています。
それから、原本と最古の写本との間に時間的隔たりがあまりないこと、というのも信憑性をはかる重要なポイントといわれています。
他の歴史的文献はオリジナルが書かれて5世紀~8世紀後、中には10世紀以上も経ってからの写本ですが、
新約聖書は原本が書かれてから数十年以内の間に書かれた写本が残っており、これはもう歴史的観点から見ればニュース速報級だそうです。
それはそうと、電気もない時代、薄暗い部屋の中では文字も見づらかっただろうし、写し間違いっていうのもあるんじゃないの?という意見もあると思います。
明日はその観点からも聖書の信憑性を見ていきたいと思います😉
<聖書こばなし🍋>
あなたがたは、永遠のいのちを見つけようと熱心に聖書を調べています。
その聖書がわたしを指し示しているのです。
それなのにあなたがたは、わたしのところに来ようとはしません。…
ヨハネの福音書5.39-40(リビングバイブル)