夏の聖書

~聖書を読むのは今が旬~

夏の聖書

キリシタン大名が戦に強かった理由は…

カトリック玉造教会」という教会が、私が今住んでいる所から割と近くの場所にあります(大阪市内)。
そこの大聖堂には和服姿の聖母マリアの大きな絵が飾られており、スピリチュアル系の人たちにも密かに人気の場所で、キリスト教徒でなくても中に入って見ることが出来るので、遠い他県からわざわざ訪れるスピ系の人も多いようです😉

私も何度か自転車に乗って行ってみたことがありますが、特に人が少ない時間帯に行くと「こんな静かで広い空間が大阪市内にもあったんですね~」と感嘆の独り言が漏れるほど特別感のある空間を満喫できますよ♪

教会の建物前には、キリシタン大名と言われた高山右近細川ガラシャの石造が和服で十字架を持った姿で静かにたたずんでいます。
日本の教会っていう感じ✨

ところで、キリシタン大名が率いる兵は戦国時代、戦(いくさ)にめっぽう強かったと言われていますが、彼らは何故そんなに強かったのでしょうか?
それは、死を恐れないから。

今日では人が死ぬと、よほどの悪人でない限りは、だいたい天国にすぐ行くと考えるのが一般的かと思います。
しかしそれは、まだこの世に残されて生きる私たちが心安らかに過ごすための「私たちのための考え方」のようです。

聖書によると、死ぬとすぐに天国に行くということはないようで、それはどんなに信仰深い人でも同じです。

「死んで眠りの状態に入る」と聖書にはあります。
でも永遠に眠りっぱなしではありません。

それじゃ、いつまで眠るの? 
ある「時」が来るまで…✨

キリシタン大名の兵は、聖書でこのことを知っていたからきっと死を恐れなかったんですね😉

<聖書こばなし📚>
手の及ぶことはどのようなことでも力を尽くして行うがよい。
あなたが行くことになる陰府(よみ)には業も道理も知識も知恵もない。
コヘレトの言葉9.10(聖書協会共同訳)